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素材・材料製造工場は何を作っている?仕事内容や魅力を紹介

2023年3月15日(水)

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私たちの身の回りの商品は1つ1つの素材や材料を組み合わせて商品化されています。
1つの商品が出来上がるまでさまざまな素材や材料を用いて加工し、それらを加工するのは当然人の力が必要になります。

本記事では素材や材料とはどのようなものか、それらを作る工場の特徴、魅力について紹介します。
素材・材料製造工場に興味を持っている方はもちろん、全くイメージが湧かないという方にも分かりやすい内容になっているので、ぜひご覧ください。

本記事では以下の3つが分かる構成になっています。

●素材・材料の意味と特徴
●素材・材料の製造工程
●素材・材料製造工場の仕事内容と魅力

素材・材料とは?

素材や材料があってこそあらゆる商品の製造が可能になりますが、そもそも素材や材料とはどのようなものなのでしょうか。
素材、材料とは、「物を作る際の元になるもの」という共通の意味になります。

例えば、トイレットペーパーやティッシュを作る際は、パルプと呼ばれる木材原料を使用しており、ペットボトルはポリエチレンテレフタート、洋服の生地は綿や麻、ポリエステルなどが素材・材料になります。
世の中にはあらゆる素材があり、1つ1つが異なる特性を持っているため、それぞれ違った加工を行う必要があります。

素材・材料の製造工程

素材や材料を扱う製造工場ではどのような工程で作業が進められるのでしょうか。
素材の種類によって工程は異なる箇所があるものの、基本的に同じような流れで作業が進みます。

例えば、合成樹脂の製造工程では、最初に精製工場で石油を加熱し、必要な素材を分類、製品原料を完成させるまでが1工程です。
次にその原料を壊れにくく丈夫にするため加工したり、着色をします。
最後に成形機に入れ一定時間冷やし固めることによってプラスチック製品が完成し、晴れて1つの商品となるのです。

もちろん、最終工程の後に別の製造工場に卸し、再度加工を行うこともあるので、1つの商品を作るには多くの工程や人の手が関わっていることが分かりますよね。

素材・材料製造工場の仕事内容

素材・材料製造工場では材料の投入や加工、検品、ピッキング、梱包などが主な作業内容です。
それぞれの作業内容について詳しくご紹介します。

材料の投入

素材や材料を加工するためには専用の製造機が用いられますが、材料投入とは、その中に規定量の材料を投入するという作業になります。
投入する材料の量や投入の仕方によって精度が異なってしまうため、製造ラインにおいてとても重要な作業の1つです。

加工

木材を例にあげると、正しい大きさ、形にカットしたり、不要な部分を削ぎ落としたり、表面を滑らかにするといった作業があります。
どの作業でも専用の機械を正しく扱う必要があります。

検査・検品

いくつもの工程をこなした材料が正しい形や重さ、デザインになっているかを確認したり、外部に傷や汚れ、歪みがないかを人の目で細かくチェックします。

ピッキング・梱包

ピッキングとは出荷のために必要な材料を各ラインから集める作業のことを指します。
ピッキングの後に集めてきた部材を壊れないように梱包材を用いて丁寧に梱包することによって、ようやく「1つの材料」として出荷することができます。

素材・材料製造工場の魅力

素材や材料を扱う工場で働く最大の魅力は、作業内容が比較的わかりやすいため未経験でもすぐに仕事に慣れるという点です。
製造業の多くは数種類の作業をローテーションで行うことが多く、それぞれの作業はあなたが思う程難しくありません。

また、チーム制での作業も多いため、先輩に仕事のコツを伝授してもらえたり、チーム一丸となって作業を進めることができるという安心感もあります。

素材・材料製造工場ではキャリアアップや将来性はある?

素材・材料製造工場で働くことによって、将来的にどのようなキャリアアップが望めるのでしょうか。
製造業と言っても様々な種類があり、特定の部品を組み立てたり、溶接を行う工場もあれば、本記事のテーマとなっている、商品の原料である素材や材料を製造する工場もあります。

素材・材料製造工場で働くことによって、「指示書通りに素材を加工する」という技術が身につくため、あらゆる商品の元となる素材の加工が可能になります。
例えば、木材切断の際に使われるパネルソーを扱うことができれば、金属や部品の加工を行う際にも使われる機械をいち早く使いこなすことができ、新たな作業を任されたり、転職にも有利になります。
特定の機械の操縦は「手に職」を誇ることができるため、より正確に機械を扱えるように長年勤められれば良いですね。

ちなみに素材・材料製造工場の多くは大手メーカーの傘下であることも多いため、ご自身のスキルアップはもちろん社会からの信用を得られます。
長年勤めると、いずれは正社員、管理職へのステップアップができ、商品企画や開発の部門への出世も夢ではありません。

素材・材料製造工場でのやりがいとは?

素材や材料から1つの商品が出来上がっていく工程に携わることができ、社会貢献していることを間接的に感じられるでしょう。
最初は目の前の作業を覚えるため必死の日々が続きますが、ある程度経験を積み重ねると工程の全体像を把握でき、「1つの商品をチームで作っている」という感覚が生まれ、毎日の仕事に楽しみを覚えられます。

素材・材料製造工場に向いている人はこんな方

素材・材料製造工場では金属加工や大きな部品、機械を取り扱う工場よりも力仕事が少ない傾向にあります。
材料の投入では多少重いものを扱ったり、材料を大量に投入するのにコツがいる場合もありますが、慣れてしまえばスムーズに作業を行うことができます。

これらを踏まえると、力仕事に自信がない女性や、「短時間だけ働きたい」という主婦、パート希望の方でも問題なく働けます。
また、各工程ではそれぞれ違った作業になるため、基本的に1人で黙々と作業を行う工場が多いようです。
オフィスを持っている会社では「部署全員でミーティング」もありますが、強制的な集まりが少ないため、マイペースで仕事をしたい方にピッタリです。

まとめ

素材や材料を製造する工程は、基本的に1人で黙々と目の前の素材と向き合い、作業を行う事になります。
集中力を持続させる力が求められ、同じ作業をやり続けても苦にならない方には特におすすめです。
素材・材料製造工場で働いてみたいという方はぜひご検討ください。

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