iDeCoって何!?日本一わかりやすい お得な制度iDeCo解説 | ジョブベリー工場

ご相談はこちら▶︎ 0120-907-909(営業時間 平日9:00~19:00/土日祝9:00~18:00)

仕事とお金のマジメな話

iDeCoって何!?日本一わかりやすい お得な制度iDeCo解説

2022年11月28日(月)

  • Facebookでシェア
  • Twitterでシェア
  • LINEでシェア
  • はてなブックマークでシェア

「iDeCoを始めたいけど、何だか難しそう…」
「そもそも、“iDeCo”ってどう読むの!?」
こんなお悩みや疑問をお持ちの方も、多いのではないでしょうか?
しかし、iDeCoは難しいものではありません。そして、驚くほどたくさんのメリットがある制度なのです。
今回は、iDeCoについて知りたい方必見!お得な制度であるiDeCoについて、投資初心者の方にも、わかりやすく解説していきたいと思います。

そもそも“iDeCo”とは

気になる読み方ですが、iDeCoは「イデコ」と読みます。老後のための資産形成を目的とした制度である「個人型確定拠出年金」の愛称になります。
公的な年金とは違う「私的年金制度」の一つで、国民年金や厚生年金などの公的年金では足りない分を補うための制度です。
個人が毎月決まった掛金を支払って、将来自分が受け取る年金を準備する仕組みになります。

iDeCoのメリットとは

iDeCoの最大のメリットは、投資などで利益を得ることよりも、税制上での優遇措置になります。
「積立時」「運用時」「受取時」という3つの段階で税制上の優遇措置があり、大きな節税効果が期待できます。

積立時

積み立てた掛金は、全額所得控除できます。掛金で支払った年間の総額を所得から差し引けるので、その分の所得税と住民税が軽減されます。
例えば、年収300万円の会社員が毎月23,000円の積立をした場合、1年間で約4万円の節税ができます。※節税効果は概算です。

運用時

通常、預貯金の利息や投資信託での利益には、約20%の税金が課されます。しかし、iDeCoの場合、得られた運用益には税金が一切かかりません。
投資信託で10万円の利益があった場合だと約20%の税金が引かれるので、手元には約8万円しか入りません。しかし、iDeCoでの運用の場合、全額の10万円が手元に残ります。※手数料等を考慮しない場合。

受取時

iDeCoで増やした資産は、60〜75歳の間に一時金としてまとめて受け取るか、年金として分割で受け取りを開始することが可能です。
そして、どちらの場合でも控除が適用され、これらの控除を所得から差し引いて税負担を軽くすることができます。

iDeCoに加入できない人

iDeCoに加入するための条件は、日本国内に居住している20歳以上60歳未満の人になります。
しかし、下記の人はiDeCoに加入できません。

  • 国民年金保険料を支払っていない人
  • 65歳以上の人
  • 海外居住者の人
  • 農業者年金に加入している人

厚生年金に加入している人は同時に国民年金にも加入していることになるので、iDeCoに加入することができます。

iDeCoの加入方法

iDeCoに加入したいと思った場合は、下記のようなステップをとることになります。

ステップ1・加入資格があるかを確認

まずは、iDeCoへの加入資格があるかを確認します。自分が現在加入している年金の種類によって、掛金の限度額も違ってくるので、お勤めの企業に確認してみましょう。

ステップ2・掛金を決める

自分の加入資格に沿った限度額の範囲内ならば、月々5,000円以上1,000円単位で掛け金を設定することができます。

ステップ3・運用する金融機関を決める

iDeCoを運用する金融機関を決めます。銀行や郵便局などでも申し込めます。手数料が安めのネット証券会社がおすすめですが、対面で質問をしたい場合には対面式の金融機関が良いでしょう。

ステップ4・運用商品を選ぶ

iDeCoの運用商品は、大きく分けると「元本確保商品」と「投資信託」の2つに分類されます。

元本確保商品

途中解約などをしない限り、基本的に元本が確保されている運用商品のことです。代表的な商品として「定期預金」や「保険商品」があります。

投資信託

運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、そこで出た利益が分配される金融商品です。利益が得られることもあれば、損失が出てしまうこともあります。

ステップ5・入金して運用開始

運用する金融商品がきまったら、申し込みをして入金をすることで運用が開始されます。

iDeCoの注意点とは

国が設立している制度なので安心感はありますが、あくまでも投資なので注意点もあることを理解しておきましょう。

引き出せるのは60歳から

老後の資金を準備する目的なので、基本的に60歳にならないと引き出せません。それより前に解約すると、元本保証の商品でも元本割れするので気をつけましょう。

掛金額の変更は1年に1回

自分の収入状況の変化に合わせて掛金額の増減をすることも可能ですが、変更は1年に1回だけです。また、掛金を止めることはいつでも可能です。

リスクを理解する

自身の責任に基づいて資産運用を行うので、資産運用の成果次第で資産が減ってしまうこともある制度だということをよく理解しておきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか!?お得な制度であるiDeCoについてお分かりいただけましたでしょうか。
老後資金の準備は、早めに始めた方が無理なく進めていくことができます。無料で受けられるiDeCoの相談などを実施している銀行などもあるので、活用してみることもおすすめです。

この記事を参考にしてiDeCoを始め、無理なくお得に老後資金を準備できるように頑張りましょう!
工場・派遣・期間工など、仕事で得た収入は大事に使いましょう。

仕事とお金のマジメな話

ページトップ