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NISAって何なの!?日本一わかりやすいNISA解説

2023年1月16日(月)

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「名前は聞いたことあるけど、どんな制度なの!?」
「NISAを始めてみたいけど、なんだか難しそう…」
こんなお悩みや疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

しかし、仕組みさえ分かってしまえば、NISAは決して難しいものではないのです。
今回は、NISAについて、投資初心者の方にもわかりやすいように、簡単に解説していきたいと思います。

NISAとは

NISAとは、投資を行う際の税制優遇のことです。
通常、信託投資や株式投資で得た分配金や配当金などの利益には20.315%の税金が課せられます。しかし、NISA口座を利用して取引した利益には、税金がかからないのです。

日本国民の貯蓄を投資に向かわせることで、経済を活性化させたいという狙いによって、10年間という期間限定で2014年に一般NISAがスタートしました。
その後、2016年には「ジュニアNISA」、2018年には「つみたてNISA」が開始されました。
この制度を活用することによって、節税が可能になるのです。

NISAの種類について

2022年現在、NISAには3種類の制度があります。

  • 一般NISA
  • つみたてNISA
  • ジュニアNISA

もともとNISAは、10年間の期間限定の制度でした。しかし、2024年からは内容を少し変更して、新NISAに切り替わって継続することが決定しています。
利用状況があまり良くなかったジュニアNISAは、2023年で廃止されることになります。

それぞれの NISAについて

2023年で廃止されることになっているジュニアNISA以外の2つのNISAについて、説明していきたいと思います。

一般NISA

1年間の非課税枠は120万円、非課税期間は最長5年間です。
株式や投資信託などの金融商品に投資することができます。対象となる商品の種類が豊富で、6000種類以上の国内投資信託、外国株式にも投資することができます。

一般NISAのメリット

一般NISAには、次のようなメリットがあります。

  • 投資できる商品の種類が豊富
  • 好きなタイミングで投資できる
  • いつでも資金を引き出すことができる

一般NISAのデメリット

一方、一般NISAには、次のようなデメリットがあります。

  • 手続きが複雑
  • 2024年以降のしくみが複雑
  • 期限が切れた後には別途手続きが必要

一般NISAに向いている人

自分自身で判断して投資を行う必要があるため、ある程度の投資経験がある人におすすめです。

つみたてNISA

長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度になります。
1年間の非課税枠は40万円、非課税期間は最長20年間になります。
毎月や毎週など決まったタイミングで一定金額が引き落とされ、金融庁が定める一定の条件を満たした金融商品を継続的に買い付けます。

つみたてNISAのデメリット

一方、つみたてNISAには、次のようなデメリットがあります。

  • 投資できる商品の種類が少ない
  • リアルタイムで取引できない

つみたてNISAに向いている人

金融庁が選定した対象商品にしか投資できないこと、少額でも投資できることから、投資に不慣れな初心者の人におすすめです。

つみたてNISAの始め方

投資初心者におすすめの「つみたてNISA」について、始め方を説明していきたいと思います。

金融機関を決める

ネット証券は扱っている商品数も多く、手数料も低価格です。しかし、まったくの初心者の方ならば、対面で相談できる大手の金融機関を選ぶこともおすすめです。

口座を開設する

「つみたてNISA口座」と同時に「総合口座」もする必要があります。総合口座にはいくつかの種類がありますが、投資初心者の方は「特定口座の『源泉徴収あり』」を選んでおくと、確定申告の手間が省けます。

入金する

積立投資をするためのお金を金融機関に入金します。

積立金額を決める

つみたてNISAは年間40万円が上限金額なので、その範囲で積立金額を決めます。

商品を決める

投資する金融商品を決めます。初心者の方には投資信託がおススメになりますが、分散投資ができる「バランス型」だと、幅広い種類への分散投資が可能です。

NISAの注意点

大変便利でお得なNISAの制度ですが、いくつかの注意点もあります。

1人1口座のみ

NISA口座は、1人1口座のみしか開設できません。また、一般NISAとつみたてNISAも同時には行うことができません。どちらかを選択する形になります。

金融機関の変更は1年単位

NISA口座を開設する金融機関の変更は、1年単位でしか行えません。変更手続きは面倒なので、金融機関選びは慎重に行いましょう。

非課税枠の再利用や繰越はできない

NISA口座で購入した投資信託を売却しても、その非課税投資枠を再利用することはできません。また、その年の非課税枠に未使用分があっても、翌年に繰越すことができません。

まとめ

いかがだったでしょうか!?NISAについてお分かりいただけましたでしょうか。
NISAはお得で便利な制度ですが、あくまでも投資です。損をする場合もあるので、慎重に行うようにしましょう。

この記事を参考にしてNISAについての知識を身に着けたら、投資名人を目指してNISAを始めてみましょう!
工場・派遣・期間工など、仕事で得た収入は大事に使いましょう!

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