2023年3月15日(水)
「お金を貯めたいけれど、ムダ使いしちゃって…」
「投資に興味があるけれど、何がおすすめなの！？」
こんなお悩みや疑問をお持ちの方も、多いのではないでしょうか？
投資についての知識や情報がないと、挑戦することをためらってしまいますよね…
今回は、投資に興味があるけれども、一歩踏み出せない方必見！初心者の方におすすめの「つみたてNISA」について、わかりやすく解説していきたいと思います。
「つみたてNISA」とは、積立投資専用の少額投資非課税制度のことです。
少額投資非課税制度は「NISA（ニーサ）」ともいいますが、名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
NISAは、投資で得た利益にかかる20.315％の税金が、非課税になる制度です。
つみたてNISAも、NISAと同じように、配当金や売買利益などによる利益を非課税で受け取ることができます。
つみたてNISAの投資上限額は年間40万円で、非課税期間は最長20年になります。
2018年1月からスタートした制度で、2037年までの時限措置でした。しかし、2020年度の税制改正で、2042年まで延長されることが決まりました。
お得で便利な制度である「つみたてNISA」ですが、どのような特徴があるのでしょうか。
つみたてNISAで選択できるのは、積立投資のみになります。金融機関によって、購入できる金融商品の銘柄や、最低取引金額は異なります。
一般NISAでは非課税期間は最長5年間ですが、つみたてNISAでは最長20年となります。非課税期間が長いので、じっくりと運用することができます。
一般NISAでは期間中の非課税投資金額は最大600万円ですが、つみたてNISAの期間中の非課税投資金額は最大800万円となります。
つみたてNISAは初心者におすすめといわれていますが、それにはいくつかの理由があります。
つみたてNISAで購入できる投資信託は、さまざまな銘柄の株式や債券などに分散投資をする金融商品です。投資した人たちから集めた資金をもとにして、「ファンドマネージャー」と呼ばれる投資のプロが運用を行ってくれます。
投資のタイミングを決めることは、難しいものです。しかし、つみたてNISAならば、投資信託を選んで積立金額を設定すれば、毎月一定金額を自動的に買い付けてくれるので、リスクを軽減できます。
つみたてNISAでの投資商品は、投資信託と上場株式投資信託（ETF）のみになります。NISAに比べて数がかなり少なくなりますが、金融庁の厳しい条件を満たしたよりすぐりの金融商品になります。
つみたてNISAは、日本在住で20歳以上の人であれば、誰でも始めることができます。
まずは、証券会社や銀行などの金融機関で、非課税口座（NISA口座）を開設しましょう。
ネット証券会社は手数料が安い傾向にあるのでおすすめですが、対面での相談をしたい場合には窓口で対応をしてくれる銀行や郵便局（ゆうちょ銀行）もおすすめになります。
非課税口座は1人1口座しか開設できず、一般NISAとつみたてNISAの併用はできないので、どちらかを選ぶことになります。
一般NISAとつみたてNISAを切り替えることは一年に一回だけできますが、決められた期間内に変更手続きを完了する必要があります。
つみたてNISAに向いている人は、次のような人になります。
つみたてNISAで運用できる商品は、金融庁が厳選している投資信託やEFTです。NISAに比べて金融商品の種類は限定されていますが、数がありすぎるよりも選ぶことが簡単になります。
一度運用する商品を決めてしまえば、あとは投資のプロが運用してくれます。個別銘柄の売買タイミングを自分で決める必要がありません。面倒な手間が必要ないので、効率良く運用したい人におすすめです。
長期的な分散投資はリスクを低くすることができるので、老後に向けた資金を準備することに適しています。最大で20年間も積み立てることができるので、長期的に資産運用したい人に向いています。
つみたてNISAは、毎月積み立てる金額を自分で決めることができます。少額を長期的に積み立てる方法なので、投資資金が少ない人やまとまったお金を用意できない人に向いています。
いかがだったでしょうか！？お得で便利な「つみたてNISA」について、お分かりいただけましたでしょうか。
投資にリスクはつきものですが、できることならばリスクの少ない方法で投資を始めたいものですよね。
この記事を参考にして「つみたてNISA」を始め、じっくりと手間なく資産形成をしちゃいましょう！
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