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世界に誇れる日本の半導体工場で働く魅力を一挙ご紹介

2023年5月15日(月)

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コロナ禍でよく耳にしたワードの1つに「半導体不足による商品の不安定」という情報があります。
半導体は、電子機器に必要な部品であり、日本国内でも半導体を製造する企業が多数あります。

スマホやパソコンだけでなく、冷蔵庫や炊飯器、テレビなど、私たちの身近な家電にも使われており、その市場規模の大きさから各企業が人材募集を積極的に行っているのも特徴です。

しかし、詳しい方なら半導体自体がどのような物なのか想像できますが、日常的に目に触れる機会はそうそう訪れないため、半導体製造の募集があってもどういう仕事内容なのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、

●半導体製造工場の仕事内容は魅力をご紹介
●半導体製造工場の生産工程
●半導体製造工場でキャリア形成や将来性
●仕事のやりがい

をご紹介していきます。
この記事を読んだあなたはきっと半導体製造の仕事に興味を抱くことでしょう。

半導体とは

そもそも半導体とは、電気を通す物質(導体)と電気を通さない物質(絶縁体)の中間の物質を示し、電気を調節する部品を指します。
私たちの暮らしに関わるような家電製品から、物流や製造に至るまで半導体は使われており、半導体なしでは成り立たない産業もある程です。

半導体の特徴は、熱や光によって電気の抵抗のバランスを取ることができ、トランジスタなどの電子部品には必要な物資になっています。
半導体製造工場では、多くのトランジスタを組み合わせた集積回路(IC)や、大規模集積回路(LSI)を製造しています。

半導体製造工場での仕事内容

半導体の作業工程は「前工程」と「後工程」に分かれており、それぞれの工程の中にも緻密な作業があるため、細かく分けると400〜600にも及びます。
仕事をするにあたって、全作業を覚えておく必要はありませんが、前工程の「ウエハ処理」、後工程の「組み立て作業」、「クリーンルーム作業」の3つはどのような仕事内容になるのか事前確認しておいた方がよいでしょう。

前工程|ウエハ処理

馴染みのない言葉になるので、専門知識がなければ難しそうという印象を持ってしまいますが、実はウエハ処理は全てマニュアル化していることや、機械によって製造されるため、ウエハ処理業務は機械のオペレートが主な仕事になります。

半導体はシリコン素材が使われていると前途にて解説しましたが、そのシリコン部分に電気回路を作る工程がウエア処理になります。
機械で製造をすることや、マニュアル化されていることの2点から、力仕事ではないため男女関係なく取り組むことができる作業工程です。

後工程|組み立て作業

前工程で行った電気回路を専門の機械で分断しチップ状にしたり、そのチップを樹脂などで装着する機械で基盤に取り付ける作業が主に組み立て作業の仕事内容になります。
機械の操作も必要になるため、仕事内容は教育環境が整っている場合が多く、安心して仕事に取り組めるでしょう。

後工程|クリーンルーム作業

微細な塵1つさえ部品へ入り込むと製品に不具合が生じてしまう半導体。半導体製造工場ではそんな塵やホコリ一切の侵入を防ぐ部屋があり、その部屋をクリーンルームといい、クリーンルームで行う作業もあります。
クリーンルームでも作業は多岐に渡り、組み立てや異物の確認などがクリーンルーム内での工程になります。

また、クリーンルームで行う作業員は、クリーンスーツを着用した上で作業することになり、女性は化粧もNGとしているケースもあります。

半導体製造工場の魅力は?

半導体製造工場で募集されている仕事内容を大まかに理解したところで、次にこの仕事の魅力を紹介していきましょう。

工場全体が綺麗

ここまで何度も伝えてきましたが、半導体は小さなホコリやゴミが入っては部品に支障をきたすため、工場全体を綺麗に保たなければいけません。
また、クリーンルームは温度設定も十分管理されているため、作業員にとっても作業しやすい環境といってもよいでしょう。

どうしても工場=環境があまりよくないというイメージが紐付けされますが、清潔な環境で働くことができるのは1つの魅力といえます。

募集要項が好条件

シフトは2交代制としている企業が多く、日勤でも夜勤でも時給が1,000円以上は確保できるのも特徴です。
細かな作業が多いため、作業員には集中力と維持が求められますが、その分稼ぐことができ、結果やりがいにも繋がります。

力仕事がない

仕事内容でも触れていますが、力仕事がないため、男女関係なく仕事に携わることができます。
さらに、どの作業も経験者のみではなく、未経験からスタートできるのもうれしいですね。

半導体製造工場でキャリア形成や将来性は

資格者には優遇条件はあるのか、また、仕事経験を積んでいくことでキャリア形成にも繋がるのかは気になるところです。
資格を取得することで、工場の一部の責任を任されるなど、さらなるステップアップに繋がることもあるため、半導体製造工場の将来性も含めご紹介していきます。

業界の将来性は

1988年は、半導体の世界における日本の市場占有率(シェア率)は50.3%、アメリカ36.8%、アジア諸国3.3%だったのが、2019年には、日本10%、アメリカ50.7%、アジア諸国25.2%と31年もの間で大変動を遂げています。

これにより日本の半導体産業の復興を国主体で動きはじめ、半導体・デジタル産業戦略を公表しました。
コロナ禍の工場閉鎖による供給不足と合間って、オンライン授業や在宅勤務などの普及により、半導体の需要が増加しており、昨今では需要と供給のバランスが崩れています。

しかし、国としての動きや、メーカーの生産性向上の取り組みによって、今後も市場規模は期待できる産業と考えてよいでしょう。

半導体製造性能技能士

業務独占資格ではありませんが、半導体製造の工程や生産設備などの技術や知識を習得できる資格が半導体製造性能技術士です。
資格の等級は、2級、1級、特級となり、筆記と実務が試験科目になります。
試験資格はそれぞれの等級で実務経験が何年以上と定められているため、実務経験未経験には受験資格はありません。

仕事のやりがい

目標の達成はやりがいに繋がりますが、半導体製造工場で働いた場合、やりがいはどこに感じるものでしょうか。
工場では日々の生産個数が目標設定されており、毎日目標の個数を生産する必要があります。
無謀な数字は設定されませんが、ミスや怪我など作業全体の流れが変わることのないよう気をつける必要があります。
しかし、丁寧で正確な仕事を続けていけば仕事の評価もされるため、あなたのやりがいにも繋がるでしょう。

まとめ

今後も需要が期待されている半導体は、作業員の人材確保も積極的に行う産業です。
また、未経験でも働きやすいことや、清潔な職場環境、安定した給与を見込めることから、性別問わず仕事に取り掛かりやすいといえるでしょう。

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