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完全保存版!初心者向け「今さら聞けない年金制度」

2023年3月15日(水)

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「年金って、いくら位もらえるの!?」
「そもそも、年金って何なんだろう…」
こんなお悩みや疑問をお持ちの方も、多いのではないでしょうか?

年金は難しいものではありません。しかし、正しく理解していないと、損をしてしまう可能性もあります。
今回は、年金で損をしたくない方必見!「今さら聞けない年金制度」について、初心者の方にもわかりやすく解説していきたいと思います。

そもそも“年金”とは

そもそも、“年金”とは、どんなものなのでしょうか!?
若い年齢から年金保険に加入して保険料を支払い続け、受給できる年齢になったら、保険金を受け取る、国の制度のことです。

一生または一定期間にわたって、毎年定期的に一定の金額を給付する制度のもとで、支給される金銭のことを指す場合もあります。

年金の種類について

年金は、「公的年金」「企業年金」「個人年金」の3つに、大きく分けることができます。

公的年金

公的年金は国が管理運営している年金で、強制加入となっています。加入している人や会社から保険料を徴収して、老齢に達した人に支給されます。
さらに、障害状態になった場合や、亡くなった人の遺族などにも支払われるため、保険のような役割も果たしているのです。

この公的年金は、「国民年金」と「厚生年金」の2つに大きく分かれています。

国民年金

国民年金は、20歳以上60歳未満の人が対象になります。
国民年金の加入者(被保険者)としては、次の3種類の人たちが挙げられます。

① 第1号被保険者
・自営業者
・家事手伝い
・20歳以上の学生
・無職の人
など
② 第2号被保険者
・会社員 ・公務員
など
③ 第3号被保険者
・会社員などの被扶養配偶者(主婦・主夫)

国民年金の保険料は、自分自身で納めることになっています。
会社員の中には、自分が国民年金に加入しているということを、知らない人もいることでしょう。しかし、厚生年金の場合、国民年金の保険料は、給与から天引きされている厚生年金保険料の中に含まれています。

60歳になる前に会社を退職して無職になった場合には、国民年金の保険料を自分自身で納めることになります。

厚生年金

厚生年金は、個人で加入するものではありません。正社員で就職した会社が厚生年金保険の適用事業所になっている場合には、強制加入することになります。
また、正社員以外が厚生年金に加入するためには、以下のような一定の条件を満たす必要があります。

  • 勤務日数と勤務時間が正社員の4分の3以上であること
  • 雇用期間が2ヶ月以上であること

以上の点を全て満たす場合は、派遣社員でもアルバイトでもパートでも、厚生年金に加入する義務が発生します。

共済年金

「共済年金」という言葉を聞いたことがある人も、いるのではないでしょうか。以前は、公務員や私立学校の教職員は、共済年金に加入していました。しかし、共済年金は2015年9月に廃止され、現在では公務員や私立学校の教職員も厚生年金に加入しています。

企業年金

会社が生命保険会社などに運営を委託している年金です。企業年金がない会社もありますが、企業年金がある場合には必ず加入することになります。

個人年金

公的年金や企業年金からの年金だけでは足りないと思う場合に、個人が自分の意志で加入する私的な年金です。「国」と「民間」の2つに分けられます。

年金のメリット

派遣で働く際に、「厚生年金に入りたくない…」と思う方もいるかと思います。
しかし、厚生年金にはメリットがたくさんあるのです。

保険料を会社が半分負担してくれる

厚生年金の保険料は、会社が半分負担することになっています。厚生年金の保険料には、国民年金部分の保険料も含まれています。
ですから、厚生年金に加入すると、国民年金の半分の負担も会社がしてくれることになります。

将来受給する年金が増える

国民年金の保険料を40年間きちんと納めていたとしても、受け取れる年金は約80万円しかありません。これだけで、老後の1年間は生活することができないでしょう。
しかし、厚生年金に加入していると、厚生年金からも年金を受給することができます。

各種年金が受給できる

厚生年金に加入すると、将来的に年金を受け取れるだけでなく、遺族厚生年金や障害厚生年金なども受給できる可能性があります。
とくに、障害年金は「障害“基礎”年金」よりも障害の等級が低くても、支給の対象となります。

まとめ

いかがだったでしょうか!?年金制度について、お分かりいただけましたでしょうか。
年金はいずれ来る老後にとって、非常に重要なものになりますが、賢く活用したいものですよね。

この記事を参考にして年金の知識を手に入れ、損をしないで賢く年金を受け取れるようにしましょう!
工場・派遣・期間工など、仕事で得た収入は大事に使いましょう。

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